毛穴のつまりをピンセットで取るのはダメ?
小鼻から出ている白いにょろにょろを見ると取りたくなりますよね?
この白いにょろにょろの正体は毛穴に詰まった角栓です。
この角栓、ピンセットで面白いようにとれます。
ぽろんと取れるとなんだか毛穴がきれいになったみたい!と病み付きになります。
つまようじで掘り掘りしたこともあります。
はい、これはちょっと前までの私でした(汗)
ピンセットで毛穴の角栓を取り続けると・・・
毛穴の角栓はピンセットで簡単にしかもきれいに取れますよね?
そう、面白いくらいスッポンと取れます。
詰まっていたものがきれいに取れるのですから
角栓がなくなった毛穴はぽっかりと穴が開いた状態です。
ピンセットで無理やり引っこ抜くので、
まるで土から大根を抜くように、角栓が毛穴を押し広げながらでてきます。
その結果、毛穴がぼっこり広がってしまうのです。
毛穴にくっついている角栓を無理やり取るのですから、
その周りの皮膚はダメージを受け、また外気にさらされ乾燥します。
毛穴のダメージで乾燥を招く
ダメージを受けた毛穴は乾燥します。
肌のバリア機能が働いて毛穴を守ろうとして、皮脂を過剰に分泌します。
過剰に分泌された皮脂にほこりや汚れ、
メイクなどが合わさり、さらに頑丈な角栓を作り上げてしまうのです。
ピンセットで毛穴の角栓を取り続けると・・・
ピンセットで毛穴の角栓を取り続けた私の鼻は、
いつしか黒いぼつぼつになり、さわるとざらざらしていました。
気になるのでまた角栓を取ることを繰り返し、
完全ないちご鼻が出来上がりました。
角栓を取ってしまえば毛穴がきれいになると信じていた
少し前の私に教えてあげたいです。
「角栓は取るものではなく、作らないようにすることが大切なんだよ」と。
角栓を作らないためには?
ピンセットで角栓を取ることが快感になってしまっているあなた!
今すぐやめましょう!
角栓を作らないためには正しいケアが重要になります。
毎日の洗顔や保湿、生活習慣などが重なって角栓は作られます。
正しいケア方法をマスターできれば、
もうピンセットで毛穴の角栓を抜くことはなくなりますよ。
まずは正しい洗顔から!
たっぷりの泡で肌を包み込むように洗います。
泡の弾力を使って毛穴の汚れを浮かして落とします。
汚れを落としたいあまりに力を入れてゴシゴシこするのはやめましょう。
そして洗顔料は肌への刺激が少なくて、
余分な皮脂は落とさずに汚れだけを落とせるものを選びたいです。
洗顔は毎日行うものですよね。
たかが洗顔されど洗顔です。
私も正しい洗顔と毛穴に効果的な洗顔料のおかげで
もうピンセットを使うことはなくなりましたよ。